実家に帰る足取りが重くなっている私はただの臆病者だ。
アラサー言われる年齢になってから、とりわけ実家に帰る頻度が少なくなりました。
高校時代の友人の結婚式で地元に帰ったとしても、実家に寄らずに日帰りすることが断然多くなりました。
年末年始も長く実家に滞在することが少なくなりました。
家族と面と向かって話す機会が少なくなりました。
なぜかって?
あんた結婚の予定は?って聞かれるのが嫌だから
おそらく全国の独身アラサー女子がぶち当たっている問題でしょう。
親に会う度に「彼氏できた?」と聞かれる居心地の悪さ。
できません
今は作らないの、とかじゃない。
できません
この後繰り広げられるのが、このお説教にも似た母からの苦言。
・もう30歳過ぎたんだからそろそろ真剣に結婚考えないと
・女性は子供を産める時期も限られてるだから
・ところで結婚資金は溜めてるの?
この3つのセリフを言われると、そりゃあもうテンション下がりすぎてもはや具合悪くなります。
いや、ほんと。
結婚しないわけじゃない。
単純に、彼氏ができないんです!!!!!!
なぜここまで身内に心をえぐられなきゃいけないんですか。
Facebookやinstagramの投稿は友人の子供の写真でタイムラインが埋め尽くされ、結婚式に参加してはご祝儀を渡し、久しぶりに再会した同級生にも「まだ結婚してないんだ〜自由でいいな〜」と言われ、友達が旦那さんと子供と手をつないで歩く様を見て羨ましくて自分が欲しくても手に入っていない幸せを目の前で見せられて素直に喜べない自分に自己嫌悪し、今は仕事を頑張ろうと一人暮らしのアパートでシャワーを浴びながら歯を食いしばって生きている私に対してその仕打ちですか。
確かに私にも問題はあります。
彼氏を作るためにどれだけ努力しているんだと聞かれると、まともに相手の顔を見れません。
なりふり構わず「今すぐ誰か紹介して!!!さあ!!!」と懇願することもできず、「いい人いたら紹介して♪」くらいのニュアンス でしか友達にお願いできず、自ら合コンを主催することもせず、出会いが多そうな場所に率先して参加もせず、せっかく紹介してもらった男性とのメッセージのやり取りは2ラリーで終了し、結婚式の二次会で気になる男性に声をかけることもできず、予定の詰まっていない休日を過ごす毎日。
自分に本気度と行動力が足りないのは自覚しています。
でももうこの歳になると、断られることが怖いんですよ。
傷ついて復活するまでのことを考えると、しんどいんです。
そんなの甘いってわかってます。
なりふり構っていられる年齢じゃないこともわかってます。
でもどんどん臆病になっていくんです。
20代の時は「若い女性」のカテゴリーに分類されたけど、もうそうじゃない。
私のことを選んでくれる人がいるだろうかと、はじめから逃げ腰になってまいます。
それじゃあ何も変わらないことも自覚しているけど、それでも行動できないどうしようもない人間です。
はあ・・・
彼氏ほしい
世の独身アラサー女子よ、
共に一歩を踏み出そう。
だからお母さん、お願いです。
いい報告ができるその日までは
そっとしといてください。